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コラム

自分の目で世界を Expand your horizons

2009年12月05日

もう何年も前になりますが、私の古い友人で、ユートレックのアドバイザーをしていただいている作家で環境保護活動家のC.W. ニコルさんが、TVの番組でとても興味深いことを言っていました。それは、ケント・ギルバートさんとの対談でした。「日本人は、僕たち外国人がみんな同じだと思わないでほしい。同じMountain(山)でも、ウェールズとユタとは違うのだから...」これだけの短い言葉でしたが、私はハッとしました。その意味の中に、国際交流を進める中で、大切なヒントが隠されていることに気が付いたからです。ニコルさんが育ったイギリスのウェールズは、なだらかな丘陵地で、小さい頃からそれらが山でした。ギルバートさんの故郷であるアメリカのユタ州は、冬季オリンピックが行われたように、山といえばゴツゴツした岩肌のロッキー山脈を想います。つまり、別々の国や地域に住んでいた二人は、Mountainという言葉から想い描く山がそれぞれ異なっている、ということです。 (ニコルさんは現在、日本国籍を取得しています)
国際交流でこれがなぜ大事なポイントなのでしょうか。互いに異なった自然環境、生活、文化、社会などの中で育ったり、暮らしたりした人達が出会った場合、時にはたったひとつの言葉でさえも、 そのイメージから広がる世界が違っているかも知れないからです。私たちは子供でも大人でも年を取るほど、自分の中に世の中のことを判断する「ものさし」が出来あがっていきます。でもその「ものさし」がいつも世界基準だと思ってしまうと、考え方がとても狭くなります。他の人にも同様の「ものさし」があり、自分のものといつも全く同じとは限らないのです。
最近、日本の若者達が、"内向きになった"と言われています。海外に積極的に出て、チャレンジをしながら視野を広めることよりも、日本でのんびりしていた方がいい、という人達が多くなっていると聞きます。 インターネットでも、たしかに世界の情報が手軽に入って来るようになりました。でも、単に知っていることと、自ら体験することとは大違いです。世界にはいろいろなMountainがあることを実際に見てきてください。その直接の体験(First hand experience)こそが、あなたの「ものさし」を豊かに磨き、希望に満ちた人生を開いていく大きなカギになります。

ユートレック国際交流センター
代表 宮崎哲人

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