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JOURNEY ~30年経っても変わらないこと~

JOURNEY ANNUAL NEWS LETTER OF UTREK
JOURNEY

若者たちのトレジャー(宝物)
~30年経っても変わらないこと~

コラム

 毎年、夏休みも終りに近い頃、太平洋を挟んで日本と北アメリカ大陸では、若者達がホストファミリーと別れを告げるシーンが繰り広げられる。あふれる涙をふこうともせず、お互いにしっかりと抱き合う。何回見ても美しい光景だ。彼らの涙は、単に別れが悲しいだけではない。共によい出会いをした感謝の涙でもある。帰国の飛行機に乗り込むどの顔にも、晴れやかな自信に満ちた表情が見られる。アメリカ・カナダに到着した時のあの緊張と不安の面影からは、想像もできなかったことである。たったひと夏のうちに、何が彼らにそのようなインパクトを与えたのだろうか。若者達は親元を離れ、初めて外国のファミリーの中で、何日間も過ごした。言葉などでいろいろな苦労もあったが、ファミリーの人達の助けを借りて、ひとりでやり遂げた。ファミリーをはじめ、出会った人々はみんな優しかった。国が異なっても人間の温かさはみんな同じなんだ。これから自分は、きっとどんなことでも乗り越えられるし、世界のどこに行ってもやっていけそうだ。自分の将来についても、おぼろげながらも見えてきたようだ。そのような自分自身への自信と世界への明るい希望は、普段の生活を離れてチャレンジの旅をしてからこそ得た若者達のトレジャー(宝物)といえるだろう。
 さらに、多くの若者がホストファミリーに対して、自分の両親とはちょっと異なった心の開き方をしている。多分もう少し素直に自分の感情を表しているのであろう。これは、人間的な成長の上でも、意味があることだ。若者達の心を激しく揺り動かすもう一つは、訪問国でのキャンプ中に見た壮大な自然である。世界にはこんなに雄々しく美しい自然があったのかと感嘆の声をもらす。その圧倒的なスケールの前では、人間がいかに小さいかを知る。そしてこの豊かな恵みを大切にしなければ、という地球の自然環境に対する想いも、また若者達が得たトレジャーである。

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理事長 宮崎哲人

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