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ユートレック国際交流センター
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海外文化活動研修生受け入れ
   
 

クリス・ウィリアムズさん−たった2つの言葉から−

  クリス・ウィリアムズさんは、サンフランシスコで高校を卒業したばかりの18才。 卒業後、フランスに半年間ホームステイをし、ヨーロッパの文化を学んできた。2001年秋からはワシントンD.C.のアメリカン大学に入学する。現在は、米国4H/日本交流委員会から派遣された国際研修生としてユートレックの事務局で国際交流の手伝いをしている。

 クリスさんが初めて来日したのは、2年前。金沢市にホームステイしていたある日、地元の小学校の子供たちと遊ぶチャンスがあった。それまでの経験から、長身のクリスさんを見ると日本の子供たちは怖がったり、泣き出したりしたので、できるだけ笑顔で小学校の門をくぐった。すると突然、背後から小さな子供の声が聞こえた。「おっきい!」今にも泣き出しそうな子供の顔を想像して彼が振りかえると、そこには、目を輝かしながら自分を指さしている小さな男の子がいた。思わず、クリスさんは、「アメリカ人の中には、外国の文化や人達の考え方を学ぶチャンスがあふれるほどあるにも関わらず、その苦労や努力に挑戦しない人がいる」と母国アメリカを振り返る。それを体験する年齢が若ければ若い程、吸収するものも大きいと語る。

 2つの言葉「大きい」と「小さい」で、友達ができたクリスさんは、この時、言葉や文化が違っても、友達を作れる自信をつけた。今では大学の副専攻を日本語にしたいと思う程、すっかり日本語の美しさのとりこになっている。

 
  レスター・エーラ−さん−ミルクシェークは異文化をつなげる鍵−

   レスター・エーラ−さん(22)はオレゴン州出身の大学4年生。
米国4H/日本交流委員会から派遣された国際研修生として、昨年10月に来日した。彼は、ユートレックで1年間、国際交流の手伝いをする。昨年は、すでに埼玉大学に留学し、言語や日本の文化も勉強した。
 彼の初来日は、1997年。北海道に住むホストファミリーとひと夏を過ごした。日本に行きたいと思ったのは、彼の家には、常に海外からの若者がホームステイで来ていたからだ。思い出せるだけで、約20名。そのうち半分が日本人である。歓迎の意を表して、海外の若者を受入している時は、それぞれ家族に役割があった。毎晩、チョコレートミルクシェークを作り、部屋に届けるのが幼いレスターさんの仕事だった。

 ある夏、彼のお姉さんが、日本の女の子を受入れた。初めて日本を離れたことから、彼女はホームシックになり、自分の部屋で過ごしがちだった。そんな時もレスターさんは、毎晩ミルクシェークを届けに行った。その時のわずかな時間に、彼女は自分の家族や住んでいる町のことを話してくれたという。まだ日本という国を見たことがなかったが、彼女と話をしているうちに、海外から来る若者の気持ちがわかり、そして日本に対する深い興味を覚えたのだった。それ以来、彼の家を訪れる日本の若者たちとは、言葉や文化の壁を越えて、より強い友情を築けるようになったという。

「ミルクシェークは異文化をつなげる鍵だった」  大学を卒業したら、さらにアジア地域の大学院に留学したいというレスターさん。今後も自分の体験を通して、世界中の若者が多くの可能性を広げていけるように、国際交流に携わっていきたいと語る。
   

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