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  • 概要
  • 体験者の感想から

体験者の感想から

 
 
 柴田裕子さん(50代)は、2006年夏、アメリカへホームステイの旅に出る一大決心をしました。以前パック旅行で、イギリスのロンドンなどを訪問した経験があります。"団体に入るのは安心で、それなりに楽しかったが、毎日忙しくバスで観光名所を回り、人との出会いは無く、物足りなさを感じた"そうです。"今度はもっとチャレンジの旅をしたい"と思い、友達の紹介でユートレックのオフィスを訪れました。
以下はワシントン州に2週間滞在した柴田さんの感想です。
今、あの広大な北米の大地に私の家族が住んでいると想うだけでも、どきどきします。
私のホストファミリーSheckler一家は、都会(シアトル)から田舎暮らしに憧れと希望を持って、あの酪農が盛んなワシントン州の東部に移ってきました。家族の絆が強く、両親は家庭をとても大切にしていました。
同じ主婦であるDeannaは、ホームスクールで子供たちに勉強を教えながら、精力的に田舎の日常生活に取り組んでいました。私もみんなと一緒に山羊の乳搾りをして、バターやチーズを作りましたがとても楽しい経験でした。大きなかぼちゃが出来たときは、Deannaは歓喜の声をあげていました。生産の喜びが生きて行くことに直結していると感じました。自分たちで楽しみを創造していく彼女の生き方には感心するばかりでした。教会の会合などでは色々な人達に会いましたが、広大な土地のせいでしょうか、みんな大らかで温かい人たちばかりでした。そして、お互いに助けあって生活をしていました。そこに私は現代にも伝わっているアメリカの開拓者魂を見ました。
英語は全部分かった訳ではありませんが、度胸は十分つきました。彼らとの別れは本当に辛いものでしたが、Deannaとは、今でも時折メールでやり取りを楽しんでいます。
shecklerファミリーと一緒に
シアトルのレイクユニオン
スターバックス1号店で
   
 
看護師のホストマザーと
医療服を着て
 看護師をめざす比嘉優くん(大3)は、アメリカの医療関係者のファミリーのもとに一ヶ月ホームステイをしました。アメリカの病院やその他の医療施設がどのような仕組みで成り立っているのか、医療に関わる立場として、そこで働く人たちの志は何なのか、しっかりと自分の目で見てきました。比嘉くんの明るい笑顔と前向きな姿勢で、言葉の壁や緊張はどこかへ行ってしまったようです。受入機関から、素晴らしい学生だったと連絡が入りました。看護師たちが夜勤をする様子、歯医者では、どのように患者に接するのかなどを学びました。そこで感じたのは、「病院には暗いイメージがない。看護師たちは、雰囲気を楽しくするために、色々な工夫をしていること」でした。学校がなければ、ずっと残っていたかったと感じた比嘉くん。看護師として社会に出たら、アメリカで体験したことを活かして、患者さんと向き合っていきたいと話しています。
   
 
 大学4年生の寺崎恵さんは、アメリカの教育の現場を体験しました。小学校の先生をしているホストマザーと学校に通い習字や折り紙を教えてきました。クラスの中の様子や、子供たちが勉強をする姿勢などを自分の目で見てきました。最初は、どんな一ヶ月になるのだろうと不安もありましたが、言葉や文化の違いを乗り越え、あっと言う間の時間でした。その後、このアメリカでの経験が土台になってヨーロッパで行われるワークキャンプにも参加し、世界中に友達を増やした恵さん。これからも、国際派のキャリアを積んでいくことでしょう。
地域の小学校にて
   
 
地元の新聞に載った馬場さん
 「Kumikoの顔はわからないけど、あなたのピアノの音は忘れないよ」全盲のジョージさんが最後に言ってくれたこの言葉が今でも忘れられない。
大学卒業の春、(株)ベネッセコーポレーションで就職が決まっていた馬場久美子さんは、アメリカの老人ホームで一ヶ月ボランティアワークをしました。そこで暮らす高齢者の髪を毎日櫛でとかしたり、得意のピアノを弾いたり、100歳のおばあちゃんの誕生会には、スタッフチームの一員となってプログラムを企画しました。老人ホームで働くスタッフや、ボランティアとして高齢者のお世話の手伝いをしている人達に出会って、「ただ漠然と生きるために仕事をするのではなく、忙しい中に仕事を楽しむことが大切」と学んだと馬場さんは言います。友人と学生最後の卒業旅行も魅力的だったけれど、観光目的の旅行なら社会人になってからでもできる。それなら、社会人生活が始まる前に、「働く」ということは何なのかを体験し、以前から興味があった介護について学びたいと強い渡米しました。
「ジョージさんにはきっと二度と会うことはできないかもしれないけれど、自分がいたわずかな時間だけでも、ジョージさんの記憶の中に光をあげることができて、心から嬉しい」今後も積極的に世界観を広げ自分のキャリアに活かして行きたいと馬場さんは語ります。

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